砂利道リーダーのメモ
明治の書いたメモのようだ
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4/9 19:30
今日は残業もそこそこに家に帰ることができた。
いえについてたらトイレ行ってすぐに布団に入ろう。
4/10 4:00
トイレに行きたくなって目が覚めた。
まったく、まだそんな年取ってないだろ。
そんなことを思いながらトイレに向かい用を足した。
4/10 4:10
なんだ? この違和感は?
なにか、なにかがおかしい。
気のせい? いやこれは
4/10 4:20
俺はやっと現状を理解した。
理解した途端に凄まじい絶望に襲われた。
いままでにこんな緊急事態はなかった。
そう
トイレが詰まった。
4/10 5:00
一先ずネットで応急処置の方法を調べた。
なんでも台所用洗剤とぬるま湯を使うことである程度なんとかなる場合があるらしい。
俺はやかんで湯を沸かし始めた。
4/10 5:20
しまった。
あまりにも動転しすぎていた。
やかんに水を入れすぎたせいで沸騰した湯がやかんから溢れていた。
まさか、詰まったトイレより先に台所が沈むとはな。
やられたぜ。
ていうかこれお湯と洗剤でもなんもかわんねぇじゃねえかふざけんな時間返せ
4/10 6:00
決意を固めるのに時間がかかってしまった。
俺は第二の手段を使うことにしたんだ。
それは
針金のハンガーを伸ばして流す という方法だ
ちなみにこれはなんの意味もなかったハンガー君の尊い犠牲に黙祷。
4/10 7:00
これはさすがにまずい・・・
長い戦いになる。
そう思った俺は上司に連絡した。
ぼく「おはようございます トイレ詰まったんで午前休ください」
上司「理由が💩だな」
ぼく「理由が💩なんすよ」
とりあえず午前中は戦える様になった。
4/10 7:30
こういうときに真っ先に思い浮かぶのはラバーカップ。
いわゆるすっぽんだったりと呼ばれるやつだ。
だが俺の部屋にはラバーカップはなかった。
かといって業者を呼んで直してもらうなんて金もない。
近くの薬局が開くまであと二時間半
ひとまず10時まではハンガーとともに戦うことにした。
4/10 10:00
マジでなんなんだよハンガー伸ばしたやつクソの役にもたたねぇじゃねぇか。
(トイレだけに)
とか思いながら急いで薬局に向かいラバーカップを買った。
1300円くらいしたたっけぇ!!これたっけぇ!!!
4/10 10:20
ラバーカップを携え帰宅。
そのまますぐ戦場へと赴き戦いを始めた。
洗浄をかけた戦場だ。
ボコボコボコ.....ギュポン!!
ボコボコボコ.....ギュポン!!
ボコボコボコ.....ギュポン!!
ボコボ...
戦いは二時間以上続いた。
まさか...これもだめなのか...俺は...俺はどうすれば...!!
4/10 12:30
あかんこれ午後行けねえわあかんとりあえず連絡しよ
4/10 13:30 (午後始業時間)
なんか連絡うまく届いてなかった。
まぁLINEの連絡だしねしょうがないね。
念の為電話もした。
4/10 13:43
ついにこのときが来た。
そう。流れたのだ。
マヂすっぽん神なんだけどゎら
すっぽん神卍最強卍神すっぽん
4/10 14:10
出社した。
メモはここで終わっている・・・
出社したあと、仲いい人に
「なんかトイレにケツハマったって聞いたんだけどwww」
っていわれたので
「何クソつまんないジョークいってんすか。 まあクソが詰まってたんですけどね」
って返して笑いを取りましたとさ。
チャン☆チャン☆